トリエンナーレの終了

春から秋に及ぶ僕たちのチャレンジも今日で一区切り。
感謝を伝えなくてはならない多くの方々へ。

まずは、半年にわたってカフェメニューを支えてくれたハーブ園のハーブ達、育んでくれた男木島の大地に感謝。
僕たちの畑はかなりコンパクトに設計してあるのだけれど、そんな小さな畑から春から秋までぶっ通しで、カフェメニュー&お土産のハーブ製品をよくぞ産み出してくれました。奇跡のような収量には驚きを隠せないでいます。
これからのオフシーズン、彼らにはゆっくりバカンスしてもらうつもりです。

そして、カフェを利用してくださった方々、ハーブ製品を買ってくれた多くのお客さま、本当にありがとうございました。ドリンク1杯1杯、商品1つ1つ、テイストもルックスも楽しんでもらえるよう、気持ちを込めて作りきりました。

また、色々と支えてくれたバイトのみんなや瀬戸芸スタッフさんにも!

超不定期営業にもかかわらず、予定を合わせて美容室に足を運んでくださったお客さまにも感謝をしてもしすぎることは無いでしょう。
不便な立地に輪をかけて超不便だったと思います。
本当にごめんなさい。

もう一つ、快くカフェスペースを提供してくれた男木島図書館の福井順子さん、カフェオギケノヒの福井大和さんにスペシャルサンクス!
瀬戸芸期間中のカフェ営業の経験は今後の象と太陽社にとって大きな意味のあるものとなりました。
知らない土地に移り住むという事は、その土地や人々との空気感だとか阿吽の呼吸みたいなのを身体に取り入れていく必要があると思うのだけれど、この場所は、飲食店の経験だけでなく、男木島や瀬戸内の雰囲気を掴むのにとても良い場所でした。
男木島に移住してきた人のスタートアップとしてこのような場所があるのはとても有意義なことだと思います。

そして何より、裏方としてカフェメニューの仕込みや、ハーブ製品を作り続けてくれた妻と、一緒に頑張ってくれた子供たちにもたくさんの感謝を。

瀬戸芸を通しての大きな収穫は、やはり多くの出会いがあった事。
また、僕たちのテーマであるミニマムライフ、ワーク、アグリカルチャー
(自分たちの手の届く場所で循環させ、環境負荷を減らし、いかに経済性も高めていけるかと言う事) を実践できた事はとても大きな自信になりました。
生産から消費までの全行程に携わることで、多くの発見や学びに繋がりました。
美味しくて安全な物を作られてる方々へのリスペクトが生まれたことも収穫のひとつ。
誰がどのように生産して、誰がどのように調理して、誰と食べるか。
「食」にまつわる様々な行為の重要性を再確認できました。
当たり前のことだけれど、とても大切なことで、これから我が家の大きなテーマになってゆきます。

一方でこれからの課題として、大きな視点ではオーバーツーリズムへの対応。
ホスピタリティー面でも、ゴミ問題などの環境負荷の面でも見直しが必要だと思います。
問題になっているプラスチックゴミはもちろんの事、男木島のように生活排水の浄化設備の少ない地域は、この期間普段よりかなり多い量の排水を直接海に流すことになるので、生分解性の無い物質の流入も避けられない。確実に環境へのインパクトはあると思うので地域をあげて取り組んでいかないといけない課題だと思います。
また、個人的には働き方の見直し、時間の使い方の効率化をしないと、ライフクオリティーが落ちてしまう。
もうガッツだけでやり通せる歳では無いのだ…
やはり、忙しすぎるとホスピタリティーも低下するし、何よりクリエイティブな仕事が出来なくなる。(意欲が低下する)
この辺は、自分たちの幸福感にダイレクトに反映するので超重要なポイントでしょう。
大きい課題に関しては、個人でできることも多いけれど、地域ぐるみで対応せざるをえないことも多いです。
家族や自分自身の充実感などは自分たちのオリジナルのモデルを作っていくしかないのだろうと思います。

さて、泣いても笑っても祭は終宴。
さっそく今日から象と太陽社のアップデートのスタート。
僕たちのような生活をしてると、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜けるもので、それを始めたらおしまいだと思ってるところがあって、先に書いた課題をクリアしてゆくためにも、僕たちだからこそのオリジナルの形をハイクオリティーで一つ一つ出してゆけるように頑張ってゆこうと思ってます。

海とひなたの美容室は通常営業に戻って、基本的には火曜、木曜、土曜がオープンです。(クローズの時もあるので前もってご予約くださいね)

では、多くの人に感謝を込めて。。。

営業再開のご案内と主夫日記

さてさて、薪ストーブに火を入れるなんて、時の速さに度肝を抜かれてビビりっぱなしの今日この頃です。皆さんいかがお過ごしでしょうか??

2か月に及ぶ産休もあと2週間となりましたので、そろそろ営業再開のご案内といきます。12月から海とひなたの美容室は通常営業となります。営業日はホームページ内の営業日カレンダーでご確認を。営業日と休業日の割合が1:1。休みと仕事がケンカしないようにと考えた結果です。(というのは冗談で、休業日は材料や製品作りにいそしむクリエイティビティ(今月は主に開墾と収穫)あふれるスタイルなのです。)完全予約制となります。

今回の産休では、二人目の出産ということもあり、「これは一人目に比べて余裕のよっちゃんぶりを醸し出さねば!!」と意気込み、次世代のマルチタスク型主夫像の構築にいそしんでまいりました。えー、具体的に遂行した業務は以下の通り。

・家事全般

・妻を無事に助産院に輸送(救急艇&救急車の超豪華輸送となりました)

・妻の出産の応援(我ながらなかなか小慣れた感はあったと思うが、どうでしょう?)

・子供の遠足や文化祭行事への参加

・赤ちゃん返りしたビッグベイビーの処理(この件に関してはあまり成功とは言い難い><)

・家の食べれる庭の収穫に植え付け(一人増えた分ちょっと頑張らねばと…)

・ハーブ園での収穫&管理作業

・大量の玉ねぎの植え付け(こちらも一人増えた分、収穫増を狙って…)

・荒れ地の草刈り&開墾

・新しいハーブティーの開発

・秋のハーブの収穫&ドライ作業

・店の整備(意外と残してた工事や作業が多かったのです)

・家の整備(今年は子供のためにあったかい部屋作り。床を剥いで断熱処理を…この作業は今から。間に合うか⁉)

・ハーブ園拡張のための開墾(これもまだだ><)

・麦の種まき(ダモンテさんとこの)

・イノシシ罠の移動と設置(同じくダモンテさんとこの)

・屋根の瓦降ろしと補修(漁師さんとこの)

・その他いろいろ…

ほとんど赤ちゃんに関わることなく、産休&育休を過ごしてしまい、なんとも落としどころのないブログになってしまったのは確か。とにかく、次世代を行く世の主夫は玉ねぎの100本や200本は家事の合間にサクッと植え付けれるべし。以上!!

職業について。

最近一番困る事。

それは職業を聞かれた時だ。別にやましい事をしてる訳でも無く、ただ単に自分の仕事のジャンルが多種多様に広がってしまって、一言で何て言っていいのか判らないのだ。

そんな訳で、何と言って良いか判らない時用の記事として、そして僕が一体何をしてる人か判らない人(わからなくても全く困ることはないと思うが。。。)の為に勝手なおせっかいとして自己紹介をしておくことにする。

まず、僕が勝手に仕事と位置付けている事は、ただ単に金銭のやり取りが発生するものだけに限らない。収入が発生しなくても、例えば、DIYで家造りを進めている場合や、農作業。作業と物との物々交換など。物事が前進したり(もちろん後退するときも多々ある。。。)労働に対して何かしらの対価が払われる物事全般を指している。育児だって立派な仕事だ。1日分の育児は子供を1日分成長させ、人を1日分老化させる。

だから、僕はずいぶんと仕事で忙しい。

で、本題の僕の仕事だけれど、今までの本職はヘアカラーリストと言う少しマニアックなジャンルの美容師だった。どれくらいマニアックかと言うと、世の中全てを、明度と色相と彩度で眺めていた。例えば、昨日会った人を思い出す時、彼女の肌は明度レベル8.5、色相紫、彩度レベル0.5。と言う感じ。かなりいってしまっている(笑)

随分と薬剤にまみれた生活をした挙句、身体が悲鳴を上げ、その後ケミカル薬剤を一切使わないヘアカラーリストになった。こちらもそれなりにマニアックでぶっ飛んでいる仕事だ。現在は月に2日ほど京都のアトリエに出て、馴染みのお客さんを染めている。オーナー兼技術者。これは金銭的な収入を得ている1つ目の仕事。

もう一つは、僕が扱っている染毛剤のヘナやハーブの代理店としての仕事。IPMと言う会社のハーブで、肌感触がとても良い。主に関西や四国に卸している。関連するセミナーやインストラクターの養成なども行っている。

さらにもう一つ、ノンケミカル美容師としての講演会やセミナー、一般の方へのヘナの使い方講座など、色々話したりレクチャーしたりする仕事。

一応ここらが今までの経験を生かした仕事。男木島に移住してからはここにいろんな仕事が不定期に舞い込んでくる。文字通りてんてこ舞いとなってしまう(笑

まず毎日の日課となりつつあるのが、大工仕事。移住してからは日々何かを作っている。初めてのことが多かったので手伝ってもらいながら、トイレ、風呂(もう少しで完成!!)と言う生活に必要な超大作を作り上げている。次の作品は庭にある納屋を壊して新しく美容室を作る予定。

それに加えて、畑仕事。この秋から美容室作りと並行して、パーマカルチャ-の考えに基づいた形にデザインしようと思っている。農と美容室が一体化したら楽しいかなと。。。

ここ最近では、漁師さんからハマチの運搬の仕事にもちょこちょこ呼んでもらっている。その他、島の草刈りや、船の整備など、かなり体力的にハードな仕事も多い。立派なブルーワーカーになりつつあるのかもしれない。

また、ふらっと島を歩いているとお年寄りから何かしら頼まれる。教科書に載ってた「過疎化」ではなく、実体験としての「過疎化」を体験している。

大忙しの日はこのような仕事が3つ4つ掛け持ちになる。

そうして僕は自分の職業が一体何かわからなくなった。

誰か良いネーミング有れば教えてください。