共感・共有・循環のビジネスモデル

明けましておめでとうございます。
レモンツリーホテルプロジェクトにとって大事な年となる2024年がスタートしました。
あれやこれ、やりたいことは山ほどあるのですが、まず今年は共感の深度が深いコミュニティーを熟成させてゆくことを目標として進んでゆければと考えております。

同じ話ばかり書いて、申し訳ないのですが、このプロジェクトのベースとなる考え方は、、、

◆島内で資源やお金が循環することで、島の自然環境や集落を維持し、豊かな暮らしを繋いでゆく男木島独自のサーキュラーエコノミー。

◆想いを共有し、共感で成り立つコミュニティー内で、Well-beingにつながる体験や資産をシェアするシェアリングエコノミー。

の2本柱で設計されている。

そこで、よく問題になるのが、どのフェーズからどのフェーズまでを誰とシェアするのか?と言うこと。
僕が、この島に住んで一番ワクワクすることは、自ら島をつくれることだ。
過疎化が進む僻地離島。文字通り、物理的に島をつくれる。
この島の風景の一端を自らつくる事ができる事が一番の醍醐味なのだ。
だから、こんなに楽しい体験が付随するコンテンツをみすみすひとりでやり切ってしまう気はさらさらないし、そもそもそんな壮大なことひとりでは不可能だ。

ホテルをつくる
コミュニティーを作る
島をつくる

そこからプランを話し合い、資金を調達し、つくってゆくところまでをもシェアするプランだ。
僕の立ち位置で言うと、もちろんこのプロジェクトに一番時間も資金も投入しているので、大株主と言うことにはなるが、多かれ少なかれ、プロジェクトに触れてくださった方はみんなメンバーだと考えている。
そもそも手掛けている古民家は、誰の持ち物にもならない、シェアでしか成り立たない物件なのだ。(しかも、手入れしないと永遠に文化的価値が失われる状況にもあった)
人の来ない僻地に、美しいストーリーと素敵なコンテンツがある。
マスに向けて集客しても、表面のさらっとした部分しか伝わらない。
集客するよりも共感する人たちと繋がりあい、共につくり出し、維持してゆく。
つながりの深度が大切になる。
個人のリスクを低くして、幸せと言うリターンを最大化する。そして、じっくり長く次世代に向けて受け継いでゆく。
これがプロジェクトの大まかな道筋だ。
多くの方に、自分のお気に入りのホテルを持ってもらいたいと思っている。
みんなでつくるあなたのホテル。
『Lemon tree hotel project』
そろそろ、開店準備。
今年もぜひ、もう一歩深~いところまで踏み込んできてくださいね!!
よろしくお願いします!!

象と太陽社|ケンタロウ

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