大人の本気の夏休み。自然と子どもが教えてくれた大切なこと。その一

象と太陽のこと

”子どもよりも遊びつくす!!”をテーマに始まった夏の40日。
家族みんなで畑に海に。
満天の星空のもと眠りについて暮らす日々。
遊びつくして楽しみつくした後、僕たちはいったい何を手にしたのか?
これからの暮らしに大きく影響を与えてくれるであろう、たくさんの学びの総まとめ。

その一 ”気候変動や環境破壊が本当に深刻”
この夏感じた一番の脅威は、降らない雨と止まない雨。
雨が無くてからからに枯れていく草木。
雨と塩害で腐ってしまう草木。
真夏の海岸が冬の野原のようになった景色は、SF映画で観た人類が居なくなった後の世界。
そして、砂浜に打ち上げられているおびただしい量のゴミ。
土砂降りの中、大声で叫びたい放題の畑仕事はなかなかの爽快感だったけど、さすがに大変な事になってきていると深く実感したこの夏。

考えてみると、すべての生き物は何かの役に立ちながら自然の中で共生しているけれど、なんだか人間はそのサイクルから飛び出してしまったみたい。
役に立つどころか、害をまき散らしてると言ったところだ。
コロナウイルスの件であっても、自然界で困っているのは人間だけだ。
いや、むしろ移動が減ったり、工場の稼働率が下がった分、空気が澄んだりして自然にとってはプラスに働いてることが多い。
ウイルスを制圧するのではなく、程よく共生してゆく道を探りださないと必ず失敗する気がしている。
だって、自然界を見渡して、自分の都合に合わないものを制圧しようとする種は見当たらない。
みんな何となく共生しているのが自然だ。
このままいくと、人間だけがこの大きな生態系からつまはじきにされてしまう日は近いだろう。

しかししかし、こんな切羽詰まった状況だけれど、きっとどこかに良くなる糸口が見つけられるはずだと信じている。
例えば微生物の働き。
放射能や環境汚染物質に対して、酵母や乳酸菌、光合成細菌やバクテリアなどの有用微生物群はとても効果的であることが明かになっている。
味噌の酵母や乳酸菌を与えるとネズミの放射線吸収が3分の1ぐらいに激減することも広島大学のデータとしてある。
こういう成果が上がると、科学的根拠が少ないと、大体においてやり玉に挙げられるが、そもそも微生物の働きなど、まだまだ分かっていないことの方が多すぎて、人間の化学的理解度の方が低すぎるのだ。
人間の狭い視野で考えるよりも、自然の中にある現実をうまく活用する時なんだと思う。
もちろん環境負荷のかからないものをチョイスする必要はあるけれども。
それくらい大きく舵を切らないとまずい時期に来ている気がする。

ともかく僕たちは、自然環境を回復させてゆける活動と、種を採り貯めてゆくことを始めようと思っている。
その二に続く。

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