マイノリティーをかみしめて

放置していた自転車にもう一度乗りなおしてみるような心持ちでブログのタブをそっとクリックして書き始める。

前回の記事は、クラウドファンディングが終わったころだから、4か月ぶりくらいだろう。
この、たかだか季節が1.5歩ほど前に進んだだけの間に、今まで生きてきた時間と同じくらい濃密な時間を過ごしたような気がする。
わかりやすく言うと、今まであまり濃密な時間を過ごしてなかったのかもしれない。
正解はさておき、気が付けばもう春がすぐそこで腰掛けている時期になっていた。

年末に仕事を法人化し、その後、お世話になっている方々からのお誘いもあり、「Booster Garage(ブースターガレージ)」・・・香川県主催の成長志向を持つ起業家等を対象にした、短期集中型の事業成長支援プログラム
に参加し、昨日、最終のプレゼンを終えた。
えっ、島で好き勝手に暮らしている、あの象が起業家だなんて!?
まさにその通り。
よくぞ僕たちのような事業を選んだものだと、なんだか逆に心配にさえなったものだ。
今の僕の魂を乗せたプレゼンだ。
最初の7分なのでぜひ見てもらえればありがたい。
象と太陽社プレゼン
結果、受賞ならずで悔しい思いはしたものの、この3か月ほど、終始考え続けていたこと。
自分たちはこの資本主義経済の中で確実にマイノリティーだということ。
そして、それは多くを学べば学ぶほど色濃く浮き出てくる。
型にハマればハマるほど僕たちらしさはなくなり、文字通り立ち行かなくなる。
そう、それは、先っぽの折れたとんがりコーンを、箱の中で引き当ててしまった時と同じような、人をなんとも、浮かばれない気持ちにさせてしまう。
悩んで悩んで悩み切って出した答えは、枠にはまらないこと。
もっともっととがって突き抜けること。
奇想天外なアイデアの中にこそ、この誰もが難しいと言う、僻地離島でのビジネスを成功させるカギがきっとある。
多くの方に楽しんでもらえる、僕たちの戦術はその一点だと。
これからのとんがり具合にご期待を。

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