善意の有効活用について考える回

またもやプロジェクトの進捗報告のスパンが長くなってしまっていました。
今回はそんな言い訳をたっぷりと詰め込みました。

レモンツリーホテルプロジェクトは、多くの方の協力やご支援無しでは前に進めることができない類の企画です。
そんなこんなで、僕たちとしては、どうしても支援者の方々に気に入られたいわけで、いわゆる「良い画」的なものを届けたくなってしまうのが本音です。
なんにせよ、頭を抱えて四苦八苦転げまわっているような画だけは避けたいものです。
しかしながら、僕のスペックで新しいチャレンジをすると、活動の9割9分は四苦八苦に費やすこととなります。
なかなか、出せる画撮れねえじゃん!!と敏腕ディレクターもプリプリです。

また、プロジェクトの良い面だけを出していると、せっかくの協力者さまの支援の気持ちがうまく使われないというデメリットも大いに生まれます。
困ってること、大変なことも含めて報告することで、具体的にどういう支援が必要だったり、逆に必要のない支援に時間を取られないようにしたりと、お互いにとってプラスになると感じています。

ヒトの善意がうまく機能しないときは、まずはそのような想いがスムーズに協力のカタチに代わる説明やデザインや設計になっているだろうかと、設計面を疑う癖をつけいているのですが、灯台下暗し、自分たちが一番できていない部分でもあるのです。
善意を有効活用できる、表示義務とでも言いましょうか。そのあたりを徹底してゆかないといけないなぁと感じました。

レモンツリーホテルプロジェクトは、ビジネスプランとしてはなかなか難易度が高いプロジェクトであることは確かで、だからこそのやりがいもあり、そこにチャレンジするドキドキ感や夢を共有することができるのだと思っています。
その瞬間瞬間に湧いてくるような、想いやストリーこそが売り物で、ありのままを共有して、プロジェクトを進めてゆくことにこそ、価値があって面白いのではという想いに至ったわけです。

誤解を招くといけないので最後にに書きますが、もちろん、この期間、手抜きは一切なく、なるったけのスピード感を持ってやってきました、多くの種を飛ばして、どこかで一つ芽吹けばラッキーというようなイメージですが、私たちが輝くことのできるニッチな場所を明確にできればと思って進んでいます。
僕がジタバタ駆けずり回っている、そんなこんなの小話も含めて、皆さまと共有してゆけたら嬉しく思います。
共有方法としては、短時間のインスタライブで定期的にプロジェクトの進捗やよもやま話をお伝えしてアーカイブしてゆく形がシンプルかなと思いますが、他に何かいいアイデアがあればお聞かせください。

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